丸山君おめでとう。
『「いい人ね。」
「それはそう、いい人らしい。」
「ほんとにいい人ね。いい人はいいね。」
伊豆の踊り子/川端康成』
「何も知らない」ことを知ってしまったから。
「何も知らないことを知らない」のが一番なんだと気付いてしまったから。
「黒い世界」も「白い世界」も「灰色の世界」も、
全部見ない振りして「自分の世界」だけに生きるには、
もう大人になり過ぎてしまったから。
あっちもこっちもそっちも、
色んなものを受け入れて、
いつもグラスはいっぱいいっぱい。
そっと、そっとじゃないと動かせない。
乱暴に動かすとこぼれてしまう。
違うグラスに移し替えることも出来るのに、
今持っているグラスが、どんなに素敵なグラスか知っているから。
「太陽」と「月」を、ほんの少しも違わず愛せる人。
オレンジの陽だまりの中で、深黒の夜を見つめる人。
視野を広く持とうとして、視野を狭めないで。
明日に依存して今日を失わないで。
柔らかく笑うその笑顔に、
生きている間に、「ごめんなさい」より「ありがとう」を多く言える、
そんな素敵が降りそそぎますように。
23歳のお誕生日、おめでとうございます。
安田君と丸山君の優しさ、
安田君は、人の痛みを自分の痛みのように思って泣いて、
丸山君は、人の痛みを分かってあげられないことに泣いてしまうような気がする。
たまに、すごく冷たい人なんじゃないかと思う時もある。
音楽にしても演技にしてもバラエティーでの立ち位置にしても、
きっとメンバーの中で一番柔軟性があると思う。
35歳の丸山君を早く見たい。
きっと誰より「男の色気」を携えてそう。
いつも手のひらがあったかそう。
上を向いて涙をこらえるより、下を向いて唇を噛み締めてそう。
「〜そう」でしか君を語れない自分がちょっと淋しい。
ただただ優しく暖かいだけではない、
汲み取ることは不可能に近い、複雑な精神構造を持ってそう
(あ、また、そう、だ)。
でも優しい。
柔らかい。
和む。
安らぐ。
そして。
本当に本当に男前だと思います。
押し並べて。
うっかり泣きそうなほど、男前です。
丸山君を見ていると、ブリュイエールの、
「人間の最も大きなたのしみは、他人をたのしませることである」
って言葉を思い出す。
ゲーテの、「人間は努力してる間は迷うものだ」も。
どんな誕生会をしてもらったんだろう。
今度教えてーv
安田君と丸山君の優しさの違いを考えてたときに
(結局語彙がないせいで的確に表現できなかったため文章にはせず)、
2分くらいで打ったもの↓。