過去テキスト。

横山君「そっかー、もうすぐ俺も２０歳になるんやなー。
うれしい・・・んかなぁ〜、う〜ん、残念なんと半々や」
村上君「俺は１９になって、まだちょっとしかたってないから実感ないけど、
ハタチってえぇ響きちゃう？」
横山君「大人って感じやん。俺、まだまだこのまま子供でえぇもん」
すばる君「でもな、ヨコ、なんや知らんけど大人っぽくなってるで」
村上君「俺もそう思う。最近、性格が丸くなったもん。
前はすぐ思ったことを口に出したり、気に入らんことがあるとブスーっとしてた（笑）。
いま、それが全然ないでしょ？」
横山君「・・・確かに、最近キレるってことないからなぁ」
すばる君「俺らが出会ったころなんて、ヨコ、見るからにヤンキーでアブなそうやったもんね（笑）」
村上君「うん、ヨコとは最初、ほとんどしゃべらんかったよね」
横山君「実は俺、お前ら二人とも、なんやナヨナヨしやがってって思ってたから（笑）」
すばる君「え、俺もナヨナヨ?!ヒナはナヨナヨやったけど・・・」
村上君「俺、その頃気がちっちゃかったから（笑）。
そうそう、一回ヨコに怒られたことあったな。
気が小さ過ぎて、誰に誘われても断ることができんやろって・・・」
横山君「忙しいとき、体がしんどいんやったら、ちゃんと断って休んどけってゆーたんかな」
すばる君「そういう意味では、ヨコってめっちゃ優しいよな。
すいぶん前、ホテルで俺が風邪引いてウンウンうなってたら、
ヨコが黙って氷を持って来て看病してくれたし」
横山君「・・・俺、あんまり覚えてへんのやけど（笑）。
そういえば、錦戸にも同じようなこと言われた。あ、あと、
そんときヒナもおってんけど、ヒナは離れたところで、
ずーっとゲームしてたって錦戸が言ってたで（笑）」
すばる君「ははは、実はヒナが一番冷たい男やねん」
村上君「ちゃうねんって。あとから、
あんとき風邪引いて辛かったって言われてな、俺はそうやったんか、って気付くねん・・・。
鈍感なの！！！」
すばる君「言い方変えたら、気ぃきかへんちゅうことやで」
横山君「アドリブ弱いしな（笑）」
村上君「いざというとき、なーんもできへんねんっ！！」
すばる君「あは、自分で言うてる（笑）」


横山君「俺らが一緒に遊ぶようになったんは、大体４年くらい前からかなぁ？」
村上君「そうやねぇー、確か休みの日に３人でアメ村行ったの。
ヨコが、今から買い物行けへんけーって」
すばる君「そうそう、ヨコがライオンの形をしたネックレス買ったんや」
横山君「あのネックレスなー。何ヶ月もお小遣いためてやっと買うたのに・・・次の日、
つけてたらビーズのくさりが切れたんや。あまりにもショックすぎて、
その日の体調ボロボロやったの（笑）」
村上君「なつかしいな〜。アメ村はチーズフォンデュやスパゲティを食ったり・・・
ホンマよう行ったね」
すばる君「あと、京都の屋台村もけっこう行った。
焼肉、焼き鳥、寿司・・・いろんなもんがあるのに、二千円で食い放題やからねー！
そういえば、何回かそこでヨコにおごってもらったような気がする」
横山君「せやねん、俺もあんまりお金ないくせに気前えぇの（笑）」
すばる君「俺、ダメやねん、お金持ってると、あるだけ全部使ってしまうから残らへんのよ」
村上君「そら直さなあかんね（笑）」
すばる君「・・・うん。じゃ、ヒナも夜中のイビキ、うるさいから直して！」
村上君「おいおい逆切れかいな」
横山君「ちゃうちゃう、君のイビキ、マジすごいんやて（笑）。
おまけに最近ヒナ、めっちゃおっさんくさくなってるから若返りーな」
村上君「そういえば、この話題でこの間もヨコとケンカしたやん？」
横山君「せや、メシの時に俺がガツガツ音を立てて食ってたのを見て、
ヒナがうるさいって言ってきて・・・」
村上君「そしたらヨコが、お前のイビキの方がうるさいんや！って、ケンカになってん（笑）」
すばる君「ホンマに俺ら、しょーもないことでケンカするからなぁ（笑）」
横山君「でも、俺とヒナ、ヒナとすばる、すばると俺・・・この形ではようケンカするけど、
２対１とか、３人いっぺんに仲が悪くなるってことはないよな」
村上君「せやね。かといって、残りの一人が仲裁することもないけど」
すばる君「あー、やってるやってるって感じ（笑）。
ま、どこかで結局。仲直りするのわかってんねん」


村上君「話は変わるけどな、この間すばるとメシ食った時に、いっぱい二人でしゃべったやん？
そん時、今更になって分かってんけど、すばるも将来のことや、仕事のこと、
色んなこと真剣に考えてるんやなーって感心したんよ」
すばる君「そりゃーな。なんも考えてへんかったら、ただのアホやん。
ヨコだって、あぁ無鉄砲なことばっかしてるけど、考えてんやから」
村上君「すばるはいつもプラプラしてて、考えてへんと思うてた（笑）」
すばる君「俺はそん時、ヒナは何事にも一生懸命やけど、
もっともっと冒険してもええんちゃうかと思ったで。
なんやおっとりしすぎて、ヒナってカバみたいやから（笑）」
横山君「プププ、確かに、カバみたいやもんなー。
じゃ、すばるは何やろ。甘えん坊やから猫やな」
村上君「ヨコは、こないだ光一君に馬みたいって言われてたよね」
横山君「なんでやろなー。やっぱ馬みたいにカッコえぇからか（笑）」
村上君「ちゃうちゃう、きっとな、馬に鹿を足してみんねん」
すばる君「はは〜、そういうことかぁ」
横山君「ば・・・か?!おいおい、こんなオチいらんって（笑）」